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Bot Framework と Microsoft Graph で DevOps その 5 : VSTS で Continuous Integration

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前回は依存サービスをモック化しました。今回は VSTS で CI (Continuous Integration) を設定します。

とりあえずコードチェックインの確認

1. VSTS にログインして、今回用のプロジェクトを開きます。Visual Studio のチームエクスプローラーからも、ワンクリックで移動できます。

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2. Code 項目でこれまでのコードがチェックインされていることを確認。

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ビルド定義の作成とテスト実行

コードをチェックインするたびに、コンパイルしてテストを実行できるように、ビルド定義を作ります。

1. Build & Release タブより Builds を選択。「New definition」をクリック。

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2. テンプレートより ASP.NET を選択。

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3. 名前を適当に変更。

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4. Get sources 項目から、正しいソースが選択されているか確認。ソース管理に GitHub 等も使えます。

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5. Test Assemblies を選択し、Test assemblies の項目を変更。今回のユニットテストのライブラリは O365Bot.UnitTests.dll なので合わせました。

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6. その他のオプションも必要に応じて変更。ここではコードカバレッジをチェック。

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7. Triggers タブを選択して、Continuous Integration を有効に。これだけで CI! 簡単~

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8. Options タブをクリックして、Agent から Hosted VS2017 を選択。
※ Hosted Agent が持っているコンポーネントはこちら

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9. Create work item on failure を有効に。これでビルド失敗するとワークアイテム作成されます。

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10. Save & queue をクリックして、保存しつつビルドをキューイング。

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11. 実行の様子が画面に出るので観察。これ面白いです。

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以上でビルド定義の作成完了。

チェックインから試してみる

折角なので、Visual Studio からも試してみましょう。

1. 適当にコード変更して、同期。

2. VSTS の Builds タブにて新しいビルドがキューされることを確認。

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3. ビルド番号 (#20170513.2) をクリックして詳細確認。テストの結果やコードカバレッジが出力されているほか、ビルドしたソースバージョンへのリンクもすべて含まれています。

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まとめ

CI ってすごく簡単ですが、肝はやはりテストをしっかり実装できるかです。次回は CD (Continuous Deployment) を説明します。Bot Builder の詳細に踏み込める日はまだ先か。


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