Windows 10 Sの話も出てきたりして、ちょっと Bridge for Desktop の整理をしてみましょう。
まぁ大した話ではないです。
Bridge for Desktop はデスクトップアプリをパッケージして、Windows Store に公開できるようにしたものです。アプリ自体は基本的にはそのままですね。まぁ動かないときには直さなければいけないですが。
このとき、勘違いや言葉の使い方で「ちょっと違うかな?」というところがよくあるので3つほど書いてみます。
Bridge for Desktop のアプリは Desktop App Converter を使っていないものもある
Desktop App Converter はツールの一つでこれを使わないといけないわけではない。例えば今はInstall Shield で Appx を作ることもできるし、簡単なものは自分でxmlの設定ファイルを自分で書いて変換すれば良いわけです。Bridge for Desktop のアプリは、みなDesktop App Converterで変換したもの、というわけではないのでご注意を。
変換したらそのまま公開できるわけではない
Bridge for Desktop でデスクトップアプリを公開するためには、通常と異なるプロセスが必要です。そもそも変換したAppx を登録しようとするとエラーが出るはずです。なので、別のサイトから開発者の申請をする必要があります。
変換したアプリはUWPです
Bridge for Desktop で変換したアプリは、扱いとしては デスクトップアプリではなく、Universal Windows Application (UWP) です。実際にインストールされる場所もUWPの場所ですし、スタートメニューからアプリを右クリックしてもプロパティはありません。ストアからダウンロードできる Windows 10 のアプリは UWPです。(Desktop 専用でも、HoloLens 専用でも、つまり Universal でなくても UWPですからね。)
まぁ、どうでもいい話ですが、言葉尻と定義とか気になる方はこんな感じなので。