Surface Laptop の発表とともに Windows 10 Sの発表もありましたね。
USのWebページには Windows10 S についてのポータルサイトも用意されています。
さて、この Windows 10 S とはいったいどういうOSなのか?通常のWindows 10とはどう違うのか?この辺りは FAQに掲載されています。ちなみに FAQはもう日本語対応しています。
位置づけは Windows 10 Home に近いかと思ったら、なんと Proに近いんですね。教育用途ということで会社同様学校でもドメインは以下で管理されていることを考慮しているのかもしれません。セキュリティの必要性についても同様ですね。
さて、一番の違いはなんといっても動作するアプリの違いです。
Windows 10 S では、デスクトップアプリは動きません。ですから Office 2016 も Adobe Photoshop も動きません。Chrome も iTune も動きません。この調子でいけば延々と描き続けて行けるくらい動きません。デスクトップアプリは全部動きません。
しかしストアに公開されているアプリは動きます。デスクトップアプリをコンバートしたものであってもストアに公開されたものなら動きます。例えば、Cristal Disk Mark とか、先日発表された 秀丸エディタのストア版とか。勿論 Windows Store には Facebook も Twitter も Line も messenger も、Instagram も全て用意されています。ブラウザはEdgeが使えます。標準でメールアプリもあります。Photoshop の簡易版ももちろんあります。
やっぱりどうしてもデスクトップアプリが使いたいなら、Pro版へのアップグレードもOK。学生や教育関係者なら無料でアップグレードです。教育機関用途以外にもSを搭載した安いWindows 10 のノートPCが今後増えてくるかもしれませんね。
そしてそのためにもいろいろなデスクトップアプリがWindows Store で公開されるようにしないといけませんね。うちの親だと年賀状ソフトとOffice くらいかな?